「趣味のWebデザイン」の記事経由で見つけた「MinuteDesign」の記事にリアクション。先日「次回は『日記とブログ』というお話。」と予告だけして放置してた話題ですが・・・。
日記的要素が強い — いつから blog = 日記 になったのかな。お手軽に「ホームページ」を作れる方法として定着してしまったような感がありますが。安易なマーケティングの結果。(MinuteDesignより引用)
僕が思うのは、「日記でもいいんだよ」と言ってくれるのを待ってた人たちがいて、それでブログがこんなに流行ったんだろうなということ。「個人の日記サイトなんて誰も読みたいと思いません。作るだけ無駄です。」ってWebサイト作成アドバイス系ではさんざん言われてきたわけです。日記以外のコンテンツを充実させなきゃ見に来てもらえないよ、と。
でも結局日記くらいしか書けるものがなかったんですよ、僕たちは。だから「日記でもいいよ」ってアピールしたブログ提供サイトは、マーケットを上手く読めてたってことですね。それくらい用途を限定しないツールですから。日記のツールとして浸透したならそれで有効でしょう。
ブログ=主張する個人ジャーナリズム、というのはそういう意味では正しくない。個人ジャーナリズムはブログツールを使わなくたってできますから。ブログは単なるシステム。この近況報告はMovableTypeを使えばもっと更新が楽になるなと思って乗り換えただけのシステム。どちらにしても「つまらない日記」はブログであれ手書きHTMLであれ、淘汰されるには違いないでしょうけれどね。
それから匿名運営はいかがなものかといいながらMinuteDesign自身が匿名という笑い話があるわけですが、ウチは本名出してます。芝田直史です。よろしくどうぞ。名を隠す必要はない、と思ったので7年も実名出して続けてるのですが、これによってイヤな思いをしたことは一度もありません。よろしければお試しあれ。