久しぶりに電車で一駅乗り過ごしてしまいました。本を読んでてふっと目を上げると、降りるべき駅の次の駅。シリコンプレイヤで音楽聴いてるので基本的に駅アナウンス聞いてないということもあるし、残業疲れがたまってることもあるんでしょうけれど、こういうときには思ってしまうものです、「知らぬ間にこの本に夢中になってたんだなオレ」って。
まぁ普通だよな、と思って読んでた本が、途端にすごく面白いんじゃなかろうかと思い直して。そんなことないですか?
ちなみに宮沢章夫『不在』なんですけれども。もうすぐ読み終わります。三つ星評価だったはずが、こんなことで四つ星になったりするかもしれません。そんな客観評価なんでありますな。
年に何回か、という頻度でこういうことって起こります。逆に1つ前の駅でうっかり降りちゃったりね。だいたいは降りてすぐ気づいて隣の車両に入りなおすんですが、階段上って改札口に行くまで駅間違ってることに気づかなかったことも2度あるからね。ほんとに。そのたびに、ちょうど読んでた本に惚れ直したりしてるわけです。