W村上っていまどきもう言わんよな。春樹と龍。とりあえずそれぞれの新刊を掲載できましたゆえ。
村上春樹の短編集は、代表的短篇がもれなく入っているという意味で初心者におすすめ。しかし「春樹をまだ読んだことがない」という人がどのくらいいるものなのか、よく分かりません。
村上龍『半島を出よ』は読み終わるのに18時間近くかかります。長げぇぇ。でも日本という国に住んでいるのだったら読んでおかなきゃ。実際に北朝鮮が何かアクションを起こしてしまう前に、有事に何をすればよいのかは考えておいたほうがいいでしょう。読み途中でも書いたのですが、ほんとこういう小説での村上龍はいきいきしてますね。文句なしの5つ星です。
ところで、僕は本を持ち歩くときはいつもカバーを外して裸でバッグに入れるんですが、『半島を出よ』って写真のようなハングルが大きく書かれてるんです。これなんて書いてあるのでしょう。書名・著者名とかならいいんですが、変なメッセージだったら嫌だな、突然笑われたり殴られたりしたら嫌だなと思いながらの電車読書タイム。
例えばね、アメリカ人が歩いててTシャツに日本語で「芸者をたずねて三千里」とか書いてあったらね、「おまえ意味わかって着てんのかそれ」と思うじゃないですか。同じことで、ハングルの意味がわかってないまま持ち歩くことの怖さ恥ずかしさがあったりしまして。
読める方、よろしければ教えてください。