池澤夏樹『パレオマニア』に5つ星つけました。古代文明好きとして心くすぐられまくりです。学術に傾きすぎない、センチメントとのバランスが上手すぎです。
重くて持ち歩きづらいということもあり、夜寝る前の書としてちびちび読んでました。エジプト、インド、イラク、世界中へ、遺跡を見に行くってのは生きている間にやっておきたいことです。それまでは、横になったまま旅気分を味わうのみ。
いや「行こう!」と叫べばいつだって行けるわけですけれど(イラクなんかは無理としても)、具体的な渡航計画立てようとすると途端に面倒くさくなってしまう。飛行機も好きじゃないし。電車で行けたらいんですけどね。新幹線、博多の次がエジプトだったりするとすぐに行くのですが。
パレオマニアって「古代妄想狂」という意味を持たせた造語なんだけれども、パレオのマニアって・・・こういうイメージだったりもして。ってごめんなさい。貼りたかったわけではありません。も、もってませんし。