古い雑誌が無料で読めるとのことで思わず見に行ったのですけど、興味のあるジャンルの雑誌はぜんぜんありませんでした・・・。
「ネコ・パブリッシング、雑誌の創刊号や絶版書籍をネットで無料公開」というニュース。現在は創刊号や絶版書が無料で読めるようになってます。
もう「雑誌的なもの」ってWebにあるというか、Web上の記事群が雑誌みたいなものですからね、「雑誌」が手に取られることは少なくなってきてるんでしょう。いろいろ手を打っていかないと雑誌文化は終わってしまいます。Webに負けない雑誌を作るんだというパワーの掛け方もあれば、じゃネットで読んでもらいましょうという考え方もある。個人的に車に関心がないのですけど、好きな人には、そういう意味では、有用な試みじゃないでしょうか。
今後は最新号も配信する有料サービスも検討してるようですが、どうでしょうかね。いま書店で定期的に立ち読みする(という表現でオーケー?)雑誌はいくつかありますが、紐でしばって立ち読み禁止になると買うようになるかというと買わない。でもオンラインで並んでれば金額によってはアリです。どうせ読み捨てるものなんだったら、ね。
一方で、今はもう読めない昔の雑誌にこそお金を払っても読みたいというユーザは多そうな気もします。
昔よく読んでいてときどき読み返したいなと思ったりするのは、文学と音楽がうまく融合してた時代の「月刊カドカワ」と、荒俣宏責任編集の学術系オカルト誌「ボーダーランド」。古本屋でもときどき見かけますが、買って手元においておきたいという種類のものでもなくって、ネット課金でちょっと読めるというのもいいかもです。