「電子端末で変わる読書の未来 『片手に書斎』絶版なし(東京新聞)」という記事で、先日ちょっと触れた読書端末「ワーズギア」のインタビューを読みまして。突っ込みどころ満載で、どこまで本気で言ってるのか心配になってきました。
――読書スタイルはどう変わる?
「紙の本は両手で持って読むが、ワーズギアは片手で読む。文庫本サイズなのでポケットに入れて持ち歩き、通勤途中につり革につかまりながら読んだり、就寝前にベッドで読んだりする」
いやいや、それ、変わってないから!
おもしろすぎます。この方、日頃から読書はあまりしない方なのでしょうか。
記事全体、この端末を誰に売りたいのかが全然見えてない会話になってます。読書が大好きという世の中的には少数派の人たちの、さらにそのなかのごく一部のコア層がもっていたニーズをつつきたいのか、これまで読書にあまり触れてなかった層を揺り動かしたいのか、どっちなのですか? そういった思想ってあるのでしょうか。