今回の芥川賞候補作の発表で、各ニュースが話題にしてるのは中国籍作家が初めて候補になったという楊逸「ワンちゃん」の話ばかり。
タイトルからして分かりやすい・・・かませ犬かよ!
ってみんな言うかと思ったらそんな下品な冗談は言ってる人いないですね。健全ですね。というか「王ちゃん」のようですしね。
しかし芥川賞はいつも話題にしにくいなぁ。中堅作家な直木賞はともかく(「馳星周ってまだ取ってなかったんだっけ?」とか言える)、新人中心な芥川賞はぜんぜん読んでない作家ばかりだし。ニュース記者だって読んでないんでしょ。だから「初の中国籍作家」って飛びつきやすきに飛びつくことになる。