青来有一『聖水』レビュー
書誌情報
聖水
2001/02
NDC:913 | 文学>日本文学>小説 物語
目次:ジェロニモの十字架 / 泥海の兄弟 / 信長の守護神 (ほか)
レビュー
長崎を舞台にした短編集。隠れキリシタンの土地としての歴史に多重的信仰が浮かぶ。「何を信じて生きるのか」というオーソドックスな題材を描き安定感がある。そういう意味では異色の「信長の守護神」が効いてたり。
読了:2001/04/01